絵本であったからいふ

絵本のレビューを書いています。ときどき育児話も。絵本を通して、育児に不安がある方たちともふれあえるようなあったかい場所にしていきたいです^^
Posted by 愛~あい~

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Posted by 愛~あい~   6 comments   0 trackback

絵本『もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし』~真珠まりこ 作/絵~:感想:



『みんな われさきに たべようと おしのけ かきわけ あらそった』

『おばあさんが ながいスプーンでスープをすくい おじいさんに「どうぞ」といって さしだした』



もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし




今日紹介するのは、


真珠まりこ 作/絵

【もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし】
4歳ごろから~

<講談社>


*―゚+.。o○*☆*○o。.+゚―**―゚+.。o○*☆*○o。.+゚―*

※図書館のシール部分をふせんで隠しています^^




こちらの絵本は、説話や寓話をもとに作られたお話だそうです^^

“地獄”のお話を子どもにする場合、ちょっと刺激が強すぎるんじゃないかと心配される方もおられると思います。

人気の作品でいうと、


⇒絵本地獄

↑これ。

私自身は、これに近い地獄の絵本をお母さんに読んでもらって育ちました。
小さい頃から、“これをしたら地獄にいっちゃうかもしれない”という思いが心のどこかにあって、今思えば自制心が育っていたのかなと。。

悪いことをしたら罰があることを教えるのに、天国と地獄のお話をするのはいいことだと思うのですが、上の「絵本地獄」という作品は、うちの息子くんの場合、トラウマになってしまうんじゃないかという不安があり避けていました。

息子くん。。超ビビリです。。
人見知りはまったく無いのに、おばけや鬼の類がほんとに苦手で。。^^;

どうしたもんかな~と考えていましたら、今日紹介する「もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし」という絵本に出会うことができました♪

鬼も出てきますが怖くありません。
地獄が怖いということよりも、天国ってとてもやさしい場所だということを教えてくれていたように思います^^
きっと、天国に行きたいから思いやりを持とう~と、子どもながらに心に刻んでくれるのではないでしょうか。



****あらすじ****

もったいないこと してないかい?

もったいないばあさんが暗い道を歩いていくと、どこからかいい匂いがしてきました。

ぼおっと明るくなった場所に、鬼が立っていて、そのまわりにはたくさんの人がいました。

人々は泣いたり怒ったり喚いたり。。鬼は怖い顔でこんぼうを振り上げます。

大きなお鍋に熱いスープが入っています。

鬼は人々に、長い柄のスプーンを渡し、それを使ってスープを飲めといいます。

もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし2

人々は我先にとスープを飲もうとしますが、スプーンが大きくて簡単に飲めません。

やがて争いも始まり、スープがたくさんこぼれて、ああもったいない!

しびれを切らしたもったいないばあさんが「こうやって のむんじゃよ」と言うと、

それに気づいた鬼は、「そんなことするなら あっちいけ!」と、もったいないばあさんをどこかに飛ばしてしまいました。

もったいないばあさんはどこに行ってしまったのでしょうか―

************




だいたい想像はつくと思いますが、もったいないばあさんが着いた場所は、お花畑の広がる天国でした^^
そこには、天女さまもいます。

地獄の時と同じようにスープが出てきて、これまた同じように長い柄のスプーンが渡されます。

違うところは、並ぶ人々の表情。
みんなニコニコしています^^*

そして、

もったいないばあさんの てんごくとじごくのはなし3

自分ではない誰かに、「どうぞ」と先に飲ませてあげる人々。
飲ませてもらった人は、今度は自分が飲ませてあげる側へまわります。

争いがないのでスープもこぼれません。
“もったいない”こともありません。

やさしい気持ちに包まれて、スープもとっても美味しい~♪




⇒もったいないばあさんの てんごくと じごくの はなし (講談社の創作絵本)




地獄のリアルな絵、といっても想像の世界の絵ですが、おぞましい絵をみせて、強烈な印象を残してあげるのも、痛みを知ることにつながるので否定はしません。
私自身は見て育って良かったと思っています。

が、子どもの中でトラウマにしてしまうのはちょっと抵抗があるんですよね><
うちの場合は、もう少し大きくなってからでもいいかな。。

今からでも天国と地獄のお話は聞かせてあげたいので、こういう絵本はありがたいですね。
絵があると、子どももイメージしやすいですからね^^



ではまた明日♪


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Comment

吟遊紳士 says... "解説、とても良かった!"
この絵本の絵も良いしお話しも面白い!

じつは私も怖がり^^;  トラウマになった方です。


>地獄が怖いところと言うより天国が心地の良い場所

愛さん、良いこと言うなぁ~♪
愛さんの天国と地獄に関する説明・解説もとっても良かった!
2015.10.08 16:49 | URL | #- [edit]
雨降りさん says... ""
分かりやすくて、為になる絵本ですね~。

きっと天国も地獄も私たちの心の中にあって、心が決めるのですよね。

いつも天国のような心でいたいなぁ(*^^*)
2015.10.08 20:13 | URL | #- [edit]
はじめ says... ""
ちゃんちゃらちゃんちゃん ちゃんちゃんちゃん~♪
って運動会でよく流れる音楽。
あれって確か、『天国と地獄』って曲名なんですよね?
最初知ったときは「いいのかこれ?」って思ったもんです。
でも、あの曲聞くと血が騒ぐのも確か。パブロフ?
2015.10.09 13:03 | URL | #- [edit]
愛 says... "吟遊紳士さんへ^^"
にゃははは~~~///
顔がにやけちゃうコメントありがとうございます~!

褒められると調子に乗ってしまうので、気を引き締めてこれからもがんばります♪

吟遊紳士さんもトラウマが!
地獄の絵は凄惨ですもんね;

でも、インパクトがないときっと“こうなりたくない”という感情が出てこないのだろうし。。
見るタイミングが難しい怖さですね^^;
2015.10.09 19:44 | URL | #- [edit]
愛 says... "雨降りさんへ^^"
コメントありがとうございます~^^*

それぞれイメージする天国と地獄は違うのでしょうね。
私も、天国のような心でいたいです♪

地獄に行きたくないから悪いことはしない、というより、
天国に行きたいから良いことをしよう、と思っている方が、穏やかな心でいれそうですね^^
2015.10.09 19:49 | URL | #- [edit]
愛 says... "はじめさんへ^^"
「天国と地獄」という曲ありましたね~!
思わず走りたくなるあの曲。
勝ったら天国、負けたら地獄?

パブロフって“条件反射”ってことなんですね☆
はじめさん、知的な方ですよね!
勉強させてもらってます^^
2015.10.09 19:54 | URL | #- [edit]

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